- 3.11 東日本大震災 -
平成23年3月11日に発生した東日本大震災により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
弊社も震災による津波の影響のため全工場が浸水し全壊しました。その際にはお取引企業様、各方面の方々には多大なるご迷惑をお掛けしたこと、お詫び申し上げます。
また、営業再開に際しましては皆様のご支援と励ましがあったからこそここまで復旧することができました。皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。
ご心配をおかけしましたが、9/20より手動アルマイトライン、年明け1/20に全自動アルマイトラインを稼動させ、生産を再開することが出来ました。
これからも"短納期" "高品質"を社訓とし、常にお客様のニーズにお応えし続けるよう社員一同励んでまいりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
- 復 興 の 軌 跡 -
現在では皆様のご支援とご協力により本社工場の復旧工事は完了に近づいているところですが、被災当日から現在に至るまでの記録です。
弊社としまして、この出来事を後世に残さなければならないという想いから、恐縮ではございますが当HPにて掲載したいと思います。
※以下の掲載している写真をクリックすると拡大します。
被 災 当 日
上記は被災1時間後(17:00頃)の様子です。この時点でも水位は1.5mほどありました。赤い屋根の建物は弊社の旧事務所で、その痕跡(茶色く線が残っている部分)から4~5mの水位まで津波が押し寄せたことが分ります。
被 災 後 1 週 間
被災後1週間経っても周辺には水が溜まっており、社内へ車両が入ることは出来ませんでした。会社内には周辺から流入した物、社内の資材等が混雑しており大変危険な状態でした。このような状況下の中、共和アルミニウム工業としては残念ながら生産ストップを余儀なくされました。
被 災 後 2 週 間
社長の復興への決意により、工場の片付けを順次始めました。それと同時に現顧客への対応として、3/27 長野県所在の共和電化工業㈱様に処理ラインを借り、4/11 村田町所在の東邦メッキ㈱様の敷地内一部分にラインを設置し、生産開始しました。
※左記写真は震災後4ヶ月
現 在 の 様 子
現在では復旧工事も終盤となり、表面処理ライン(2ライン)・排水処理装置等の復旧完了により本社工場での生産を再開しております。